外科医が自分の誕生日に手術すると死亡率が上昇!?[2020/12/11 17:03]

 慶応大学などの研究グループが外科医が自分の誕生日に手術をすると通常の日の手術より患者の死亡率が高くなるという調査結果を発表しました。

 慶応大学などの研究グループはアメリカの65歳以上を対象とした大規模な医療データを使って2011年から4年間に行われた外科医による緊急手術を分析しました。その結果、外科医が自分の誕生日に行った手術の死亡率が、それ以外の日に行った手術の死亡率よりも1.3%増加していることが分かりました。外科医が誕生日などプライベートの出来事で注意散漫になり、パフォーマンスが低下している恐れがあるということです。研究グループは「患者がいつでも質の高い治療を受けられるように、注意散漫になり得る状況で勤務している医師をサポートする体制が必要」だとしています。

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