浜名湖連続殺人 弁護側が死刑破棄求める 最高裁[2020/12/14 17:06]

 静岡県の浜名湖で2人の遺体が見つかり、強盗殺人などの罪で一、二審で死刑判決を言い渡された男の裁判が最高裁で開かれ、弁護側が死刑判決を破棄するよう求めました。

 川崎竜弥被告(37)は2016年、元同僚や知人の男性2人を殺害して遺体を浜名湖周辺に遺棄した罪などに問われ、一審の静岡地裁で死刑判決を言い渡されました。弁護側は「犯人ではない」として無罪を主張していましたが、二審の東京高裁も死刑判決を支持し、弁護側が不服として上告していました。今月14日に最高裁で開かれた裁判で、弁護側は「被告を犯人とする証明は不十分で事実誤認がある」などとして、死刑判決を破棄するよう求めました。一方、検察側は上告を退けるよう求めました。

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