公立小学校1クラス35人に引き下げ 5年かけ段階的に[2020/12/17 12:15]

 政府は公立小学校の1クラスの上限の人数を40人から35人に段階的に引き下げる方針を決めました。来年の通常国会で法改正を目指します。

 17日午前、財務省で行われた来年度予算案の大臣折衝で萩生田文部科学大臣と麻生財務大臣が協議し、公立小学校の1クラスの上限の人数を現在の40人から35人に引き下げる方針を決めました。すでに導入している小学1年生を除き、来年度から5年かけて段階的に減らし、全学年で上限を35人にします。文部科学省はこれまで小中学校で30人制の導入を目指していましたが、財務省の反対に遭い、協議の結果、小学校のみ35人にすることで折り合いました。

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