調布市の住宅街陥没「トンネル工事も要因の可能性」[2020/12/18 19:37]

 東京・調布市の道路陥没や地下の空洞について、ネクスコ東日本は地下で進めていたトンネル工事との因果関係を認め、住宅などの被害を補償をすることを明らかにしました。

 原因を調べてきたネクスコ東日本の有識者委員会によりますと、陥没や空洞があった場所ではいずれもトンネルが掘り進められていた方向に地盤が動いているのが確認されました。このため、ネクスコ東日本は陥没や空洞ができたのもトンネル工事が要因の一つである可能性が高いとしています。また、現場周辺は振動が伝わりやすいなど特殊な地盤であることを事前の調査で見抜けず、工事を進めてしまったということです。ネクスコ東日本は住宅などの被害に応じて補償することを明らかにしました。

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