発火相次ぐリチウムイオン電池 リサイクル強化へ[2020/12/21 10:38]

 年末の大掃除シーズンを中心に捨てられたリチウムイオン電池が発火するトラブルが毎年相次いでいて、環境省がリサイクルを強化する方針を固めました。

 リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーに強い力を加えると、激しく炎が噴き出しました。この電池は加熱式たばこやデジタルカメラなど、充電式の道具を中心に広く使われていて、ごみ処理場などで発火するトラブルが相次いでいます。環境省はリサイクルを強化するため、新たにリサイクル設備を作る企業に費用を補助する方針を固めました。現在は年間に2500トンのリサイクルの量を3年で7倍にする方針です。

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