強制わいせつ罪で実刑 東京福祉大の元総長が復職[2020/12/23 21:09]

 東京福祉大学の創設者で強制わいせつ罪で実刑判決を受けた中島恒雄氏が先月20日付で総長として大学に復帰していたことが分かりました。文部科学省は大学側に説明を求めています。

 中島氏は東京福祉大学の総長だった2008年に、部下への強制わいせつ罪で懲役2年の実刑判決を受けました。大学は2008年6月に中島氏の復帰を認めないとする改善計画を公表しました。文科省は改善計画を順守するよう指示してきましたが、中島氏は大学との関わりを徐々に強めていき、刑期満了から10年を過ぎた先月20日付で東京福祉大学の総長に復帰しました。文科省は大学側に対し、なぜ中島氏が復職したのか説明を求めているということですが、現時点で回答はないということです。

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