神社も“密集防止”で…初詣の新型コロナ対策[2020/12/31 12:08]

 今年も残すところ、あと半日になりました。各地の様子を2つお伝えします。

 栃木県の「護国神社」では、大みそかの日に穀物の神様に感謝して五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「そば献穀祭」が行われました。本殿の前には特設の神殿が建てられ、神職がおはらいなどをした後に参拝者が石臼をひきながら祈りを捧げました。参拝者は手を消毒をした後に石臼を回すよう、新型コロナへの予防策が取られました。
 また、川崎大師の寺の正門にある長さ21メートルのしめ縄には高さ1.7メートル、重さ30キロの玉飾りが取り付けられました。境内の掃除が行われ、厄除けの護摩札に名前を書き入れる作業や「お守り」「おみくじ」の準備も進められています。新型コロナ対策として、本殿では参拝者の列を少なくするなど、密集防止の対策を取るということです。

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