小池都知事「非常に厳しい状況」感染急増の理由は?[2020/12/31 18:08]

 小池都知事の受け止めについて都庁から報告です。

 (鈴木彩加記者報告)
 大みそかもコロナ対策に奔走した小池知事ですが、「非常に厳しい状況」だと話し、年末年始は自宅で過ごすよう改めて都民に強く呼び掛けました。
 小池都知事:「非常に厳しい状況です。入院、宿泊療養、自宅療養の方、それぞれ保健所と連携・調整しながら進めていく。今夜はカウントダウンがあるかもしれないが、ぜひお控え下さい。静かなお正月を家族でステイホームで送って頂きたい」
 ある幹部は、この数字に驚きを隠しませんでした。急増した理由については、「市中感染の増加に加えて、年末年始の帰省に合わせて検査を受けた人が多かったからではないか」と話していました。関係者によりますと、31日、無症状の人はこれまでで最も多い300人近くに上りました。これは検査の体制が整って、濃厚接触者の検査の範囲を広げられるようになったことに加えて、自分が感染していないことを確かめてから帰省したいという人たちが自ら検査を受けた結果、無症状の感染が次々と明らかになったのではないかということです。ある幹部は「年末年始の人の流れが少なくなった時に徹底的に抑え込まなければ、今後、感染爆発は避けられない」と、より一層警戒感を強めていました。

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