東京都によりますと、2日に都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は814人でした。一方、重症の患者は緊急事態宣言が解除されてから最も多い94人となりました。
感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女814人です。年代別に見ると20代が最も多い213人、次いで40代が138人、30代が137人、50代が118人でした。重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は合わせて118人でした。一方で、重症の患者は前の日から6人増えて94人となりました。緊急事態宣言が解除されてから90人を超えたのは初めてです。専門家から「このまま増加が続けば、破綻の危機に瀕(ひん)する可能性が非常に高い」と指摘されていた医療体制がさらに逼迫(ひっぱく)している状況です。
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