“緊急事態”で成人式どうなる? 費用の補償は?[2021/01/04 20:46]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
今年最初のトレバズです。今年もよろしくお願いいたします。さて、1都3県に緊急事態宣言が検討されまして、成人式への対応も様子が変わってきているんです。まずはその日程から確認しておきましょう。

[モニターにカレンダー]

(大木アナ)
今日1月4日、菅総理が緊急事態宣言再発出を検討していると発表しました。情報いろいろありますけども、土曜日1月9日の午前0時再発出とも言われてまして、前倒しがあるかもれませんが、土曜日だとしても2日後1月11日に成人の日が迫ってきているわけなんですよね。Twitterでも早くも嘆きの声が広がっています。

Twitterの声
「緊急事態宣言が今週中には出る…一生に一度の成人式までなくなるのか」
「緊急事態宣言出して欲しいけど今出されると成人式中止になるだろうなって思うと悲しい」

(小松靖アナウンサー)
感染防止のためにはって思っても、やっぱり個人的にはっていう気持ちが伝わってきますね。

(大木アナ)
コロナが落ち着いたらやろうね。これじゃダメなのが成人式ですからね。さあ、都内の成人式がどうなるのか、まずは先月12月28日時点で会場に集まる式典の中止を決めていたのが、世田谷区と大田区。板橋区は1月5日に判断しますという事で、他の20区は実施する方針だったんです。ただ、これギリギリまで取材しまして、1月4日午後5時30分の時点で23区中20区が中止または再検討中になってしまったんです。そんな中でも実施すると話しているのが千代田区・新宿区・杉並区で時間短縮や密を避けるなど対策を講じてなんとか一生に一度の晴れ舞台を作ってあげたいと、現時点では実施の方向で考えているということでした。そしてつい先程午後6時すぎに足立区がホームページで中止を発表しました。理由を4つほどしっかり列挙して、こういう理由で今年は中止せざるをえませんと発表していたんですね。その一つの理由が「年末年始(6日間)の約300人の感染者のうち35%が29歳以下であること」。若い人でもやっぱり集まることは出来ませんと、いくつか理由をあげて中止を発表しました。で、これだけ中止になりますと、成人式って結構大きな費用がかかっている方が多く、不安の声が上がっています。

Twitterの声
「いや、直前すぎて草。成人式周りの出費やばいのだが」

(大木アナ)
特に女性だとお着物のレンタル代からヘアメイク代など合わせると20から30万円、美沙希さん、かなりの額かかる方多いですよね。

(林美沙希アナウンサー)
かかりますよね。しかも、結構前から予約してるわけですもんね。

(大木アナ)
お母さんとかおばあちゃんとかが結構気合を入れて、こういうお着物を着て欲しいとかありますよね。

(田中萌アナウンサー)
晴れ姿をみたいなんて声も多いですからね。

(小松アナ)
20から30万円ぐらいが平均なんですか?

(大木アナ)
これくらいかかる方も多いようなんですね。

(田中萌アナ)
購入じゃなくてもレンタル代も結構かかりますからね。

(大木アナ)
結構、大掛かりな準備をしてる方多いんです。今のところ多くの自治体は補償する予定はないということなんですが、大手振袖レンタル店側から救いの手も差し伸べられています。
「一蔵」さんというレンタル店なんですが、前撮り撮影の前なら全額返金、前撮り撮影が済んでいても半分はお返ししますよという対応を取るということでした。さらに、レンタル期間を延長して3月末までにして、その間にコロナが少し落ち着いた段階で、家族とかお友達で少人数で集まって記念撮影できる、そういった提案をしてくれています。やっぱり一生に一度何もしないのも・・という方多いのかもしれませんね。

(林美沙希アナ)
なかなか難しいかもしれないですけど、落ち着いたら写真だけでもという方いらっしゃるかもしれないですね。

(大木アナ)
そこに救いの手を差し伸べよう、なんとかしようとしている大人たちもいるなと感じました。以上トレバズでした。

(「スーパーJチャンネル」1月4日放送分より)

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