緊急事態宣後も小中高の休校要請しない方針 文科省[2021/01/04 18:18]

 文部科学省は緊急事態宣言が出されても小中学校などの一斉休校は要請しない方針です。

 文科省は小中高校などの学校では感染が広がっている状況ではないと判断しています。こうしたことから、東京など1都3県に緊急事態宣言が出されても現段階ではこの地域の一斉休校は要請しない方針です。地域の状況に応じて教育委員会などが個別に判断することになります。文科省の担当者は「緊急事態宣言が出ても出なくても今は感染が拡大している」と話していて、学校での感染症対策の強化を呼び掛けています。一方、大学については去年6月に出されたガイドラインに沿って個々の判断になるということです。文科省は去年2月末に全国の学校などを対象に一斉休校を要請していました。

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