感染状況や緊急宣言の必要性は　コロナ専門家ら分析

　7日に決定される緊急事態宣言に向け、厚生労働省では専門家らが感染状況の分析などを行っています。

　田村厚生労働大臣：「なかなか厳しい感染状況でありまして、いよいよきのうは5000人に向かって手が届くぐらいの感染の拡大の伸びになってきていると、大変緊張感を持っております」

　厚労省によりますと、先月30日の時点で東京や大阪など9都府県で病床の使用率が50％を超え、感染拡大が最も深刻な「ステージ4」の目安に到達するなど医療の逼迫（ひっぱく）が深刻です。

　今月6日午前10時すぎから始まった会議で、専門家らは感染状況の分析などや緊急事態宣言の必要性について話し合いを行っています。

　政府は7日、対策本部を開いて1都3県を対象とした緊急事態宣言を決定することにしています。