ブラジルから到着の男女4人 新たな“変異種”確認[2021/01/11 06:26]

 ブラジルから羽田空港に到着した男女4人からイギリスや南アフリカで流行しているものとは違う新型コロナウイルスの新たな変異種が確認されました。

 厚生労働省によりますと、新たな変異種は2日にブラジルから羽田空港に到着し、検疫で陽性となった10代から40代までの男女4人の検体から検出されました。

 検体を解析した国立感染症研究所は、イギリスや南アフリカで流行しているものとは異なる変異種だとしています。

 4人のうち40代の男性は、到着時は無症状でしたがその後、呼吸状態が悪化したため入院していて、2人には頭痛や発熱などの症状があるということです。

 また、国内で感染が確認された別の男女3人の検体からイギリスで流行している変異種が検出されたことも分かりました。

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