「医療体制ほとんど限界」東京都医師会が強い危機感[2021/01/12 17:37]

 東京都医師会の尾崎治夫会長が記者会見を開き、「医療体制はほとんど限界だ」と強い危機感を示しました。

 東京都医師会・尾崎治夫会長:「(コロナ患者専用の)4000床のなかでも3300から3400は埋まっている。今後の体制をどう作るのかに対して、ほとんど限界に近い部分もある」

 尾崎会長は記者会見で、今の東京都の状況ではコロナ患者用のベッドを用意してもすぐに埋まってしまうと話しました。

 現在、東京都はコロナ患者用として4000床のベッドを確保していますが、その8割以上が埋まっています。

 病院の体制もあり、尾崎会長は4000床からさらに増やすのはほとんど限界だと話しました。

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