政府が最終調整 緊急事態宣言に7府県追加[2021/01/13 06:22]

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言の対象地域に7府県を加える方向で最終調整に入りました。

 政府は関西3府県や愛知県、岐阜県に加えて福岡、栃木の両県も新型コロナの感染状況や病床確保の状況などを踏まえ、緊急事態宣言の対象地域に加える方向で最終調整していることが分かりました。

 13日に政府の対策本部で正式に決定する方針です。

 吉村洋文大阪府知事:「(首都圏と)同じような大都市圏を抱える大阪だけが何もしなければ、どんどん増えてくるという状況になる」

 大阪府は今月14日から来月7日にかけて首都圏と同様のより厳しい感染症対策を取ることを決めました。

 飲食店などを対象とした時短要請を「府内全域」に拡大したうえで、営業時間を「午後8時まで」とし、食料の買い出しや通院などを除く「不要不急の外出の自粛」を強く呼び掛け、特に午後8時以降は徹底するよう求めます。

 同じく対象となる見通しの兵庫県と京都府も同様の要請をする方針です。

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