「日本のいちばん長い日」の著者 半藤一利さん死去[2021/01/13 10:42]

 「日本のいちばん長い日」など昭和史に関する数多くのノンフィクション作品を発表してきた作家の半藤一利さんが亡くなりました。90歳でした。

 関係者によりますと、半藤さんは12日午後、東京・世田谷区の自宅で倒れているのを家族が見つけ、その後、死亡が確認されたということです。

 半藤さんは昭和史の研究で知られ、戦争などをテーマに数多くの作品を発表してきました。

 1965年には終戦の玉音放送までの24時間を描いた「日本のいちばん長い日」を発表し、ベストセラーになりました。

 他にもノモンハン事件を描いた「ノモンハンの夏」など、丁寧な取材をもとにしたノンフィクション作品が評価されていました。

 昭和史の語り部としてテレビ番組などにも出演していました。

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