急速な感染拡大“帰省による親戚との会食”が要因か[2021/01/13 15:06]

 新型コロナウイルスの対策を話し合う有識者会議で年明けからの急速な感染拡大は帰省による親戚との会食が要因の1つだと分析しました。

 緊急事態宣言の対象地域の追加を前に、厚生労働省は感染症の専門家らと感染状況を分析しました。

 年明けから首都圏に加え中京圏や関西圏、さらには北関東の栃木県や九州でも感染経路の追えない感染者が急増しているということです。

 30代以下の若者の感染が多く、忘年会のほか帰省による親戚との会食などが感染拡大につながったと分析しています。

 医療態勢については、東京は専用病床の8割以上が埋まっていて、感染が判明した日に入院先や療養先が決まらない患者が、3日からの1週間で6000人以上に上りました。
 
 専門家の1人は「1都3県に緊急事態宣言が出てから1週間近く経つが、状況が改善しなければより厳しい対策が必要だ」と話しました。

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