“異例”ひたちなか海浜鉄道の延伸事業が認可[2021/01/16 19:10]

 茨城県を走る、ひたちなか海浜鉄道が地方鉄道としては異例ともいえる路線を延ばす許可を国から得ました。人気観光地のすぐ近くに新しい駅を作ることで、観光の活性化が期待されています。

 国営ひたち海浜公園は茨城県の人気観光地で、年間200万人が訪れますが、沿岸部を走る、ひたちなか海浜鉄道の終点の阿字ケ浦駅からは3キロ以上離れています。このため海浜鉄道は路線を延ばして現在の終点の先に新しい駅を2つ作る計画を国土交通省に申請し、許可を得ました。

 新しい終点の駅は公園の入り口のすぐ近くに作る予定で、地元では観光客の増加が期待されています。

 海浜鉄道は今後、1年以内に具体的な工事の計画をまとめて国土交通省に申請し、3年後の開業を目指すとしています。

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