大学入学共通テスト 各地でトラブルも[2021/01/16 23:50]

 緊急事態宣言が出るという異例の状況のなかでセンター試験に代わって始まった大学入学共通テストの1日目が終了しました。暴風雪の影響で北海道稚内市の会場の試験が中止になるなどトラブルもありました。

 約53万5000人が挑む大学入学共通テストは、16日、17日の第1日程と30日、31日の第2日程で行われます。

 全国681の会場で一斉に実施される予定でしたが、稚内市では暴風雪の影響で16日の試験がすべて中止となりました。

 試験は改めて2週間後の30日に行われますが、一日分の試験が延期されるのはセンター試験と共通1次試験を通じて初めてだということです。

 北海道苫小牧市の会場では、視覚障害者のための問題冊子が間違って用意されていて、受験生1人が地歴公民のみ試験を受けられませんでした。

 また、茨城県日立市の会場では、JR常磐線が一時運転を見合わせたため、3人が外国語の試験を遅れて受験したということです。

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