コロナ感染の独居男性が自宅で死亡 神奈川・大和市[2021/01/17 18:38]

 新型コロナウイルスに感染した神奈川県大和市の一人暮らしの70代の男性について保健所が医療機関から連絡を受けていましたが、連絡が取れないまま男性が自宅で死亡していたことが分かりました。

 神奈川県によりますと、大和市の70代の男性は10日に新型コロナウイルスの陽性が判明し、11日に医療機関から厚木保健所大和センターに発生届が提出されました。

 2日後の13日に大和センターが男性に症状などを聞き取るため電話しましたが、つながりませんでした。

 14日と15日も連絡が取れなかったため、15日に大和センターの職員が消防隊員と自宅を訪れたところ、男性が死亡していたということです。

 男性は一人暮らしで、死亡した日時や死因は分かっていません。

 神奈川県は保健所の業務が逼迫(ひっぱく)していて、男性の症状などを聞き取るための電話連絡が遅くなった可能性があるとしています。

 これで神奈川県では12月以降、新型コロナウイルスに感染して自宅で死亡が確認されたのは3人目となりました。

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