恐竜の化石をこんな角度からも! 3Dデータを公開[2021/01/19 13:59]

 ティラノサウルスなどの化石を見たことのない角度から観察できます。緊急事態宣言を受けて一部の展示の公開を中止している国立科学博物館などが、特設サイトで恐竜の化石の3Dデータを19日から公開します。

 特設サイト「ディノ・ネットデジタル恐竜展示室」で公開されるのは、全国4カ所の博物館が所有する恐竜の骨格標本の3Dデータです。

 国立科学博物館標本資料センター・真鍋真センター長:「この状態だと鼻骨は全く見えないんですけど、これはティラノサウルスの頭の真上から見てる状態です。それで鼻骨というのはこの細長い長方形の骨なんですけど、ティラノサウルス類の場合は真ん中で融合して1つの大きな細長い骨になっている。こういうふうに3次元の形で色んな方向から自分がこの方向から見てみたいな、ここまで寄って見てみたいなということを自由にできる。そんな自由な世界が広がっていると思うので、ぜひ色んな見方をして頂きたいです」

 公開は午後2時に始まり、恐竜の研究者による講座も開かれる予定です。

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