港の検疫で初の感染確認 海外から神戸港到着の10人[2021/01/19 18:37]

 神戸港に到着した貨物船の船員10人が新型コロナウイルスに集団感染していたことが分かりました。10人はいずれも外国人で、港の検疫所での感染判明は初めてです。

 厚生労働省によりますと、感染したのは中国、香港、タイから18日に神戸港に到着した20代から50代までの男性10人です。

 いずれも外国人で、同じ貨物船の船員だということです。

 このうち香港から入国した40代の男性は発熱の症状を訴えています。

 17日に無線で神戸検疫所に「体調の悪い船員がいる」と連絡があり、船内で検疫を実施したところ集団感染が判明しました。

 海外から港に到着して感染が確認されたのは初めてです。

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