長崎県沖の日本の排他的経済水域内で海洋調査をしている海上保安庁の測量船が22日、韓国船から調査の中止要求を受けました。今年に入って2回目となります。
海上保安庁によりますと、22日午前6時20分ごろ、長崎県男女群島沖で海洋調査をしていた測量船「拓洋」に対し、韓国海洋警察庁の船が「韓国の管轄海域であり、調査は違法なものである」などとして調査の中止要求をしました。
午後7時現在、断続的に無線での中止要求が続いていますが、測量船「拓洋」は「日本の排他的経済水域における正当な調査活動である」などと応じ、調査を続けています。
韓国船からの中止要求は去年初めて8月に1回だけ行われましたが、今年はすでに2回目で、外務省が韓国に抗議しています。
画像提供：海上保安庁
広告