今年から始まった大学入学共通テストの公民と理科で得点調整が行われることになりました。2015年のセンター試験以来で、共通1次試験を含めて4回目となります。
大学入試センターは22日、受験者の大部分にあたる約48万2000人分の得点の集計を行いました。
その結果、公民では「倫理」の平均点が71.96点、理科では「生物」の平均点が72.65点と高く、同じ教科の他の科目の平均点と20点以上の差が出たため、得点調整をすることになりました。
公民では「現代社会」で最大7点、「政治・経済」で最大8点を加えます。理科では「物理」で最大6点、「化学」で最大9点を加えます。
大学入試センターは「問題が易しかったことで平均点が上がってしまったのではないか」としています。
得点調整は2015年のセンター試験以来で、1979年から始まった共通1次試験を含めて4回目です。
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