ショウガは?何でも冷蔵庫ダメ 間違いだらけ保存法[2021/01/27 19:53]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
皆さん、ショウガを冷蔵庫に入れていませんか?専門店の訴えに感心の声が広がっているんです。きっかけはこちらのツイートでした。

生姜専門店GINGER FACTORYのツイート
「生姜は冷蔵庫に入れないで 生姜は冷蔵庫に入れないで 生姜は冷蔵庫に入れないで
#大切なことなので3回言います 常温保存して下さい」

これが10万いいねを集め、知らなかった!!という声が溢れているんです。

(林美沙希アナウンサー)
え?え?ダメなんですか??

(大木アナ)
ご存知なかったですよね?わたしも当たり前のようにショウガを冷蔵庫に入れていました。なんでいけないのか?理由は非常に明快でしたよ。ショウガはもともと原産国が冬のない亜熱帯地方なんですって。だから冷えすぎると痛んでカビが生えるということなんですよ!

(林美沙希アナ)
ああー!!

(小松靖アナウンサー)
結構、タイ料理とかに入ってますもんね、スープの中とか。確かに。

(大木アナ)
原産国が亜熱帯。私、ショウガって大体10日くらいでカビが生えてきちゃうから使い切らなきゃって意識だったんですが、なんとびっくり!うまくやれば1年間くらい持つんですって!!

(林美沙希アナ・林美桜アナ)
えええええええ!!!すごい!!!

(大木アナ)
10日しか持たないなんて言っててごめんなさいですよ。ショウガは15℃以上、湿度90%以上が最適で、乾燥から守るためラップや袋で包むといいですよ、ということです。

(林美沙希アナ)
保存の仕方なんですね!だからショウガはいつも冷蔵庫で寒いよーみたいな感じで縮こまっていたんですね。

(小松アナ)
寒いよーってなってた??

(大木アナ)
確かにカサカサ、カビみたいな感じに最後はなってました。

(小松アナ)
まとめると、ショウガは部屋にそのまま置いとけばいいんですか?

(大木アナ)
適温が15℃くらいなので、真夏は別として、常温で置いておくのが一番良かったということです。

(小松アナ)
信じられない!!

(大木アナ)
最近は便利なチューブ入りを使ってる方も多いと思うんですが、これに関しては冷蔵庫での保存でOKという事です。でも、ショウガそのものというのは冷蔵庫に入れちゃいけなかったんですよ!

(小松アナ)
不思議ですね、知らなかったのが!

(大木アナ)
他にも保存方法が間違っている野菜があるんです。おなじみ、ホウレンソウなんですが、冷蔵庫のどこにしまうのがいいと思いますか?小松さん!

(小松アナ)
これ、絶対ひっかけだよ!

(大木アナ)
素直にいきましょう!

(小松アナ)
普通にホウレンソウは野菜室に入れる。

(大木アナ)
違いまーす!!ホウレンソウはなんと冷蔵室の方に保存するのがいいんです。野菜だからどんな野菜も野菜室へというのは大間違いです。
【学術博士(食物学)佐藤秀美さんによると】
なぜかと言いますと野菜室というのは大体8℃前後、冷蔵室は3℃前後で5度くらい差があるんですよね。

(小松アナ)
ちょっと高いっていうのは聞いたことあります。

(大木アナ)
そうなんです。ほうれん草というのは冷蔵室が良かったんですね。
そもそも冷蔵室では、葉物野菜はすべて冷蔵室がいい。野菜室ですと呼吸が活発になってビタミンCが失われてしまうんです。逆にチルド室や冷凍室ですと、凍ったり溶けたりすることで細胞が壊れてしまうということなんですね。ホウレンソウなど葉物野菜は、冷蔵室にちゃんとポリ袋に入れてしまうのが一番いいという事でした。

逆に、野菜室で保存すべき野菜は、“根菜類”なんですね。根菜類って呼吸が激しくないんですって。というか、野菜の呼吸に思いをはせたことがなかったですよね。

(小松アナ)
ないですよ!

(大木アナ)
野菜は呼吸してたんですよ。穏やかなんですよ、根菜類たちは。だから野菜室でOKという話でした。ちょっと意外ですよね。で、冷蔵室にほうれん草をしまう場所ないわって方はチーズやヨーグルトなどの発酵食品とかジャムなどを野菜室に移してスペースを作ってみるといいですよということでした。正しく保存して、食品ロスを少なくしたいですね!

(小松アナ)
勉強になった!

(大木アナ)
以上トレバズでした。

(「スーパーJチャンネル」1月27日放送分より)

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