成田着の貨物便に擦過痕 国交省が航空事故と認定[2021/02/02 20:18]

 1日に成田空港に着陸した貨物便で機体に擦った跡が確認され、国土交通省は航空事故と認定しました。

 国交省によりますと、午後6時50分ごろ、香港発成田行きの日本貨物航空の貨物便が気流の乱れのため着陸をやり直し、その約20分後に成田空港に着陸しました。

 その後の点検で、機体後部の下に約3メートルにわたって擦った跡が確認されました。乗員2人にけがはありませんでした。

 いつ擦ったのかは分かっていませんが、国交省は損傷の程度が大きいため、航空事故と認定しました。

 これを受け、国の運輸安全委員会は機体の調査や乗務員に聞き取りをして事故原因を調べることにしています。

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