アストラ製ワクチン　厚生労働大臣「最優先で審査」

　イギリスのアストラゼネカ社から新型コロナウイルスのワクチンの承認申請が出されたことを受けて、田村厚生労働大臣は「最優先でしっかり審査する」としました。

　田村厚労大臣：「4週間から12週間の間隔で2回接種。安全性・有効性を審査したうえで、しっかりと承認するかどうか決定したい」

　アストラゼネカは5日、新型コロナのワクチンの特例承認を厚労省に申請しました。

　政府はアストラゼネカから1億2000万回分の提供を受ける契約を結んでいて、3000万回分は3月までに供給されることになっています。

　また、9000万回分は国内で製造される見通しです。

　アストラゼネカは、去年8月から国内の256人に対して行っている治験データを来月中に追加で提出するということです。