変異型22例…埼玉県知事「すでに市中感染が前提」[2021/02/06 12:00]

 埼玉県で新型コロナウイルスの変異型のクラスターが新たに発生したことについて、大野知事は市中感染がすでに発生している可能性を指摘しました。

 大野知事:「本県でもすでに22例の変異株が確認されていますが、初発患者の感染経路は分かっておらず、すでに市中での感染を前提とせざるを得ない」

 埼玉県では5日、男女11人についてイギリスなどで流行している変異型への感染が確認されたと発表しました。

 このうち10人は同じ施設に関連する10歳未満の子ども6人やその保護者などでした。

 これまでに確認された感染者とのつながりはなく、県は施設で集団感染が起きたとみています。

 大野知事は変異型についての情報が不足していることから、国に感染力や後遺症などについて分析してほしいと訴えました。

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