ワクチン接種会場拡充　診療所などで「個別接種」も

　新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は地域の医療体制に応じて集団接種だけでなく診療所なども使えるよう接種会場を増やす方針を決めました。

　田村厚労大臣：「3カ所って言っておりましたけど、手引きを改めるという形になります」

　厚労省はこれまで超低温冷凍庫での保管が必要なワクチンのために、保管拠点1カ所につき原則、最大3カ所の接種会場を設けるよう自治体に指示していました。

　しかし、医師の確保や地理的な問題など集団接種が難しい自治体があることから、診療所なども使用できる個別接種の会場を増やすことを決めました。

　今週中に都道府県に通知するということです。