東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視と取れる発言をした問題で、栃木県の聖火ランナーに内定している女性はこの発言が大会の開催に水を差すのではないかと不安な思いを話しました。
栃木県聖火ランナー内定者・本田五輪子さん(56):「(森会長の発言は)あぜんとした感じはしました。ずっと不安であと1カ月半で(自分の)聖火リレーの日にちが来る。緊急事態でコロナ禍の不安のなかで発言ばかり(注目が)いってしまうのが残念」
本田さんは1964年の東京オリンピックの聖火が栃木県庁を出発した日に生まれたことにちなみ「五輪の子」と書いて五輪子と名付けられました。
森会長の発言を受けて聖火ランナー辞退など影響が出ているなか、本田さんは何とか大会が開催されてほしいと願っています。
栃木県聖火ランナー内定者・本田五輪子さん:「聖火も見に行った、オリンピックミュージアムに。聖火を途切らせてしまうのは本望じゃない。私は走りたいなと思いました」
広告