雇用調整助成金の特例措置を6月まで延長[2021/02/12 21:45]

 緊急事態宣言の延長を受け、厚生労働省は雇用調整助成金の特例措置を6月末まで延ばすことを決めました。

 従業員に休業手当を払って雇用を維持した企業に支給される雇用調整助成金は現在、一日あたりの上限額を1万5000円に引き上げる特例措置が取られています。

 厚労省はこの措置について現行のままで4月末まで延長したうえで、5月以降は企業の経営状況や感染状況に応じて上限額を下げながら6月末まで続けるということです。

 また、休業手当を受け取れていない大企業の非正規労働者に直接、支給する休業支援金については去年4月から6月にさかのぼって申請を受け付けるほか、去年11月以降に都道府県の要請を受けて休業した事業者も対象に加えるということです。

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