ワクチン接種は痛い?事前にいろいろ知っておこう![2021/02/15 18:25]

 17日から始まるワクチン接種の疑問。まず気になるのが「痛いのかどうか」です。早速、新型コロナ分科会のメンバー・岡部信彦先生に聞きました。

 新型コロナウイルスのワクチンというはインフルエンザのワクチンとは違い、筋肉注射で行われます。針を刺す角度や深さも違います。

 刺す深さの違いは、一般的に皮下注射は1.5センチから2センチ。筋肉注射は2センチから2.5センチと、1センチほど違いますが、刺す瞬間の痛みというは「同じくらい」だということです。

 ただ、痛みのポイントは「深さ」よりも「刺した後」です。

 新型コロナワクチンの場合、筋肉の中で薬剤が染み出る時に痛みを感じる人がいるだろうということです。

 実際にファイザーのワクチンを接種した後、7割前後の人が接種部分に痛みを感じているそうで、他にも、だるさや頭痛、筋肉痛などの症状を訴えているということです。

 どの症状も1回目の接種より2回目の方が症状を訴える人が多いそうです。理由については分かっていませんが、おおむね2日以内に回復しているという報告はあります。

 岡部先生は打った後に症状が出た際、パニックにならないためにも事前にどんな症状が出るか知っておくことが大事だと話しています。

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