島根県知事、聖火リレー中止検討 支援格差を問題視[2021/02/17 11:36]

 島根県の丸山知事は東京オリンピックの聖火リレーについて、県内での実施を中止することを検討すると明らかにしました。

 島根県では5月15日と16日、170人のランナーが参加して聖火リレーが実施される予定です。

 丸山知事は今月17日に開かれる聖火リレーの実行委員会で中止を提案し、国や都の対応を見て最終判断する方針です。

 理由については「東京都のエリアで新型コロナの感染拡大を抑えることができておらず、再び感染拡大が生じる可能性が高い」として、「現状のままではオリンピックの開催は許容しがたい」としています。

 さらに、全国の飲食店が打撃を受けているにもかかわらず、政府の支援が感染拡大地域に限定されるのは認められないと主張しています。

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