横浜市「金沢シーサイドライン」逆走事故で報告書[2021/02/18 20:21]

 おととし、横浜市で自動運転の電車が逆走して車止めに衝突した事故で、国の運輸安全委員会は進行方向を伝えるケーブルが断線し、折り返しの指示が伝わらなかったことなどが原因だとする報告書をまとめました。

 おととし6月、横浜市磯子区の新杉田駅で、「金沢シーサイドライン」の電車が進行方向と逆に走り出して車止めに衝突し、乗客17人が重軽傷を負いました。

 18日に公表された運輸安全委員会の報告書では逆走の原因は進行方向を伝えるケーブルが走行中の振動で断線していたため、折り返しの指示が伝わらなかったことなどと結論付けています。

 そのうえで国土交通省に対して自動運転のシステムの安全性が確保されているか鉄道会社やメーカーに検証するよう指導することを求めています。

画像提供:運輸安全委員会提供

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