18、19歳を「特定少年」として厳罰化へ 閣議決定[2021/02/19 08:59]

 政府は18歳と19歳を「特定少年」と呼び、厳罰化を図る少年法の改正案を閣議決定しました。今の国会で成立すれば来年4月に施行される見通しです。

 少年法の改正案では、適用年齢は今まで通り20歳未満としたうえで、18歳と19歳を特定少年と呼ぶ新たな規定が設けられています。

 特定少年については、刑事手続きを取る犯罪の対象範囲が現在の殺人罪など人を死亡させた場合に加えて強盗罪や強制性交罪などにも拡大され、事実上の厳罰化となります。

 また、起訴された段階で実名などを報じることができるとしています。

 今の国会で成立すれば、成人年齢を18歳に引き下げる改正民法と同時に来年4月に施行される見通しです。

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