去年の死者11年ぶり減少 出生数は速報値で過去最少[2021/02/22 19:17]

 厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年1年間に死亡した人は速報値で138万4000人余りで、前の年に比べて約9300人減少しました。死亡者が前の年よりも減るのは11年ぶりです。

 なぜ死亡者が減ったのか詳しい調査はこれからですが、去年9月までの分析では例年と比べて呼吸器や循環器系の病気で死亡する人が減っています。

 一方、去年1年間に生まれた人は速報値で87万2000人余りで、過去最少となっています。

 厚生労働省は今後、新型コロナウイルスが死者数や出生数にどれぐらい影響したかについても分析することにしています。

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