橋本会長 組織委の女性理事比率を40%以上に[2021/02/22 22:32]

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は22日、女性問題について考えるオンラインのトークイベントで、今月中にも組織委の女性理事の比率を40%以上に引き上げる考えを改めて示しました。

 オンラインのトークイベントは来月8日の「国際女性デー」を前に男女共同参画について考える団体が開いたもので、組織委員会の橋本会長が男女共同参画担当大臣だった際に企画されたものです。

 このなかで橋本会長は組織委の女性理事の割合について、今月中にも40%以上に引き上げる考えを改めて示しました。

 橋本会長は「ただ数を増やすだけでは駄目。そこで何を打ち出すかがやっていかないといけないこと」と述べ、「スピード感を持って準備している」と話しました。

 女性理事の割合を増やす方法としては、35人と定められている理事の数を増やせるように組織委の定款を変える意向を示しました。

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