天皇陛下 61歳の誕生日「国民の忍耐力に感銘」[2021/02/23 06:40]

 天皇陛下は23日、61歳の誕生日を迎えられました。記者会見では新型コロナウイルスを乗り越えて「明るい将来が開けることを心待ちにしております」などと話されました。

 天皇陛下:「国民の皆さんが痛みを分かち合い、協力し合いながら、コロナ禍を忍耐強く乗り越える先に、明るい将来が開けることを心待ちにしております」

 陛下は感染拡大の影響で、自殺や家庭内暴力などが増えていることを危惧する一方、医療従事者などを例に挙げ、「我が国の国民の忍耐力や強靭(きょうじん)さに感銘を受けた」と述べられました。

 オンラインで大分や熊本などの人達と交流したことについては、オンラインならではの利点もあったとして「引き続き、状況に応じた形で活用していきたい」と話されました。

 また、秋篠宮さまの長女・眞子さまと小室圭さんの結婚について尋ねられると、「秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」などと答えられました。

 陛下が公の場で眞子さまの結婚について話されたのは初めてです。

こちらも読まれています