「2050年カーボンニュートラル」を法律に位置付けへ[2021/03/02 09:37]

 環境省は「2050年カーボンニュートラル」を法律に位置付ける案をまとめました。地域で再生可能エネルギーの利用を促す制度も盛り込まれています。

 環境省は地球温暖化対策として国や自治体などが取り組むことをまとめた「地球温暖化対策推進法」に「2050年カーボンニュートラル」という言葉を盛り込む案をまとめました。

 去年、政府が宣言した2050年に脱炭素社会の実現を法律に位置付けることで国内外への発信強化につなげる狙いです。

 また、自治体が住民などと協議したうえで、再生可能エネルギーの利用促進区域を設定することができる制度も盛り込まれました。

 促進区域内では太陽光パネルを設置しようとした事業者の手続きが簡素化され、地域の脱炭素化を促す狙いです。

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