五輪ボランティア辞退者へ 東京都が参加の意向調査[2021/03/02 11:45]

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長の女性を巡る発言の影響でボランティアを辞退した人に対し、今後、活動に参加する意向があるか東京都が改めて調査することが分かりました。

 東京大会では、都が募集した約3万人の「都市ボランティア」が駅や空港での案内などを行うことになっています。

 しかし、森前会長の女性蔑視とも取れる発言を受けて、都にはこれまでに少なくとも187人から活動を辞退したいという連絡が来ています。

 東京都では大会が1年延期されたことですべてのボランティアに対して参加する意向があるか調査することにしていて、辞退の意向を示した人も調査対象に含むということです。

 担当者は「辞退の連絡があった人でも、もう一度協力頂けるとありがたい」としています。

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