震災10年「木碑」でつなぐ津波の教訓 岩手・大槌町[2021/03/02 11:57]

 東日本大震災からまもなく10年、岩手県大槌町では高校生らが震災を風化させないための工夫を8年前から続けています。

 震災で200人以上が犠牲になった大槌町の安渡地区で、地元・大槌高校の生徒が中心となって高台への避難を呼び掛ける「木碑」の製作が進んでいます。

 石ではなく、あえて劣化しやすい木で作り、4年に一度建て替えを行うことで震災の風化を防ぐ狙いがあります。

 この活動は8年前の在校生が始め、後輩たちに引き継がれてきました。

 今の高校生も当時は5歳から8歳。震災の記憶があまり残っていない生徒もいます。

 参加した高校生:「安渡地区のこと(被害)をそんなに知らなくて、木碑があること自体も知らなかった。4年に1回建て替えて、忘れないようにという活動の思いを知ることができて良かった」

 新しい木碑は、震災からちょうど10年となる今月11日にお披露目される予定です。

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