クロネコマーク初のデザイン変更 企業カラーも…[2021/03/02 19:37]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
1957年以来使われていたクロネコマークが初めて変更されることになったんですが、SNSである勘違いが続出しているんです。

[画像:ヤマトホールディングス 2つの新マーク]

この度クロネコは2つのマークの画像を公開して、この度マークが変わりますと発表したんですが、Twitter上で「前のほうがよかった」「新しいのは簡潔化しすぎ」と勘違いから生まれた声が多数聞かれたんです。どういうことかと言いますと、左の新マークから右の新マークに変わっちゃうんだと誤解したんです。確かに右のマークだけになっちゃうと寂しいですよね。

(田中萌アナウンサー)
私も勘違いしてました!

(大木アナ)
萌さんも?

(田中萌アナ)
左から右になったんだと思ってましたよ。

(大木アナ)
実は違うんですよ。この2つは両方とも来月1日から使われる新しいマークなんです。この左側がさっき申し上げたように1957年以来初めてデザイン変更された「親猫と子猫のマーク」。右側が新しく作られた「アドバンスマーク」というものでビジネス向けの配達車両や物流以外のサービスに使われるマークだそうです。これ確かに、小松さん、2つの画像と共にニュース発表されると勘違いも生まれまちゃう。

(小松靖アナウンサー)
普通は、新旧って2つ出てくるのかなと思うからね。

(大木アナ)
となると、左のマークはどう変わったの?ってなりますよね。これだけ見るとあんまり変わってないように見えるので並べてみましょう。

[画像:新旧のクロネコマーク]

これがこうなったんです!

(林美沙希アナウンサー)
あ、違う!!

(大木アナ)
周りの黒枠がなくなりました。耳や尻尾の形も変わって、親猫と子猫の間のラインを減らすことによって、全体的にシンプル化したんです。周りの黒枠がなくなって外に広がっていくイメージもプラスされたということなんですが、小松さん!もう一箇所結構変わっている部分があるんですが、気が付きますか?

(小松アナ)
足もね…。

(大木アナ)
足もシンプル化されて、今までは歩いている感じだったのがシンプルになりました。

そもそも昔のこのマーク、どういう誕生の経緯があったのか?意外な事実がわかりました。
1957年にアメリカの運送会社と業務提携とした際に、この運送会社が親猫が子猫を運ぶイラストと共に「ケアフルハンディング(丁寧な荷扱い)」をPRしていて、これを見た当時の社長がいたく感動しまして、アメリカの担当者から使用許諾を得て、日本でデザインをし直したんです。

[画像:デザイン担当者の6歳の娘が描いた絵]

で、その時、デザインを頼まれた担当者の6歳の娘がクレヨンでこのような絵を描いて、その担当者は娘の絵をもとに、お馴染みのクロネコマークをデザインしたんです。

(林美沙希アナウンサー)
知らなかったー!!

(大木アナ)
すごいきっかけじゃないですか!

(小松アナ)
面白い落書きと思っちゃいましたけど、ものすごい大事なイラストだったんですね。

(大木アナ)
歴史的な1枚だったんです!!この直線的なラインが、長く愛されるロゴになったと思うと非常に感慨深いですよね。

そして、もう一つちょっと驚きのニュースです。

[画像:変更される企業カラー]

企業カラーも変わることになったんですが、なんとこの4色。

(林美沙希アナ)
あれ?緑色がない!

(大木アナ)
そう、緑色がなくなってしまったんです。

(林美沙希アナ)
むしろ緑のイメージでしたよね。

(大木アナ)
なんか配達の方も緑の服を着てらっしゃるし…。

(林美沙希アナ)
運ぶ際も緑のボックスのイメージが。

(大木アナ)
そして、新しい車のデザインもこうなります。

[画像:新しいデザインのトラック]


(林美沙希アナ)
え!全然違う。

(大木アナ)
ただ、これまでの車が今後いきなりなくなってしまうわけじゃなくて、徐々に新しく導入される車が新デザインに移行していくということです。街で新しいのも見かけて、昔のも見かけてということになりそうです。

(小松アナ)
なんかいいですね。シンプルで。

(大木アナ)
これからの時代に合ってるのかもしれません。これがまたお馴染みのなるかも!以上トレバズでした。

(「スーパーJチャンネル」3月2日放送分より)

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