冷凍庫が故障 ワクチン破棄の危機にどう対処?[2021/03/02 18:09]

 ワクチン用の冷凍庫が故障し、約1000回分が廃棄されることになりました。高齢者向けのワクチンの供給も少なく、接種の準備を進める自治体は気をもんでいます。

 先月26日、先行接種を行っている医療機関で午後11時以降、ワクチンを保管している冷凍庫が故障し、電源が入らなくなっているということが分かりました。マイナス80度に設定していましたが、発見時は27度になっていました。これにより最大1032回分が廃棄されました。

 厚生労働省によりますと、原因は冷凍庫自体が故障していたのか、あるいは人為的ミスなのか分かっておらず、原因究明を進めるということです。

こちらも読まれています