緊急事態宣言「延長要請」を視野に検討 2週間程度[2021/03/03 11:57]

 緊急事態宣言の期限が7日に迫るなか、1都3県の知事は政府に2週間程度、宣言の延長を要請することも視野に検討していて、対応について3日午後に協議が行われる見通しです。

 政府は宣言を延長するかどうか、5日に専門家の意見を聞いたうえで判断するとしています。

 関係者によりますと、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県は感染者の減少のペースが鈍化し、病床の使用率も高い水準で推移していることから、政府に宣言を延長するよう要請することも視野に検討を進めています。

 延長の期間は2週間程度とする案が挙がっているということです。

 大野埼玉県知事:「緊急事態宣言を単純に全面的に解除するという選択は取り得ない。1都3県、ワンボイスで要請ができればと考えている」

 ただ、宣言の延長に慎重な自治体もあり、3日午後に1都3県の知事が協議したうえで最終的に判断する見通しです。

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