黒潮大蛇行で関東の夏が暑い 東北大の研究グループ[2021/03/04 12:16]

 黒潮の大蛇行が関東の夏をより蒸し暑くしていることが東北大学の研究グループによって明らかになりました。

 日本の南岸を流れる黒潮はここ数年、紀伊半島付近から大きく南に蛇行しています。

 東北大学・杉本周作准教授:「現在、鹿児島沖の黒潮の上にいます。黒潮は2017年の夏から数年間にわたって大蛇行が続いています。大蛇行が起こると『関東の夏が暑くなる』ことを見出しました」

 東北大学の杉本准教授らは大蛇行が夏に起きると関東の気温が0.6度上がることを突き止めました。

 大蛇行で枝分かれした流れが温かい海水を沿岸近くまで運び、大量の水蒸気を作ります。

 この水蒸気がふたとなって地表の熱を閉じ込めるため、東海や関東地方の気温を押し上げるということです。

 杉本准教授は大蛇行が夏まで続けば、今年の関東の夏もより蒸し暑くなるとしています。

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