都内の感染「変異型により感染スピード増すリスク」[2021/03/04 21:10]

 新型コロナウイルスの感染状況などを分析する東京都の会議で、専門家は感染者の減少傾向が鈍化していると指摘したうえで「今後、変異型によって感染拡大のスピードが増すリスクがある」と警戒感を示しました。

 東京都の感染者数の7日間の平均は3日時点で272人と前の週の94%程度となり、減少傾向が鈍化しています。

 また、都内で14件の感染が確認されている変異型について、専門家は「今後、流行の主体が変異型に移る可能性もあり、感染拡大のスピードが増すリスクもある」と指摘しました。

 そのうえで、感染の再拡大を防ぐために感染経路の追跡調査を徹底することや昼夜を問わず外出を自粛するよう強く呼び掛けることが必要だとしています。

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