都が解除目安設定へ 「7日間平均」「入院者」検討[2021/03/05 11:55]

 緊急事態宣言が延長となる東京都は、宣言の解除を国に要請する目安として「感染者の7日間平均」と「入院患者の数」を指標とすることを検討していることが分かりました。

 東京都・小池百合子知事:「(都内の)新規の陽性者数は下げ止まっている傾向が続いています。依然として厳しい状況と言わざるを得ない」

 東京都はこれまで感染を抑えるために感染者の7日間平均を「前の週の7割以下」に減らすことを目安としてきました。

 関係者によりますと、宣言を延長することを受けて都は解除を要請するための目安として「感染者の7日間平均」と「入院患者の数」を指標とすることを検討していることが分かりました。

 具体的には「7日間平均」は国の基準のステージ2の半分程度である140人とする案が挙がっています。

 小池知事は5日夜に臨時の会見を開き、都の対策を説明する見通しです。

こちらも読まれています