大震災からまもなく10年 遺構の小学校でコロナ対策[2021/03/09 06:20]

 仙台市の震災遺構の小学校で新型コロナ対策として、抗ウイルスなどの効果が期待される「光触媒コーティング」が施されました。

 若林区にある震災遺構の荒浜小学校では、安心して訪れてほしいと作業員が手すりや展示物などに溶剤を吹き付けました。

 この溶剤は、太陽の光などが当たると菌やウイルスを無力化する効果があるとされていて3年から5年もつということです。

 一方、福島市では原発事故の後、取り残された動物を保護しているNPO法人が勉強会を開きました。

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 津波直後に犬を保護したことや動物にも放射能のスクリーニング検査が実施されたことなどが紹介されました。

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