「守りのPCR検査」高齢者施設で週一程度実施へ[2021/03/10 06:40]
東京都医師会は、高齢者施設での新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために職員へのPCR検査を週に1回程度、定期的に行っていく方針を明らかにしました。
東京では9日、290人の新規感染者が確認されました。
経路別では病院などの施設内が69人で最も多くなっています。
また都は感染した21人の死亡を発表しました。
こうしたなか、東京都医師会は都とともに高齢者施設や病院の職員に対し、週1回程度の定期的なPCR検査を行う方針を明らかにしました。
東京都医師会・猪口正孝副会長:「やはり高齢者施設での感染が多い。早めに感知してクラスター化を防ぐことを考えています」
感染したことに気付かずに働く無症状の職員を早期に見つけ、施設での感染拡大を防ぐのが狙いです。
まずは感染者が多い地域の施設から始めたいとしています。