津波被害の千葉・旭市でも2年ぶりの追悼式[2021/03/12 07:16]

 10年前の3月11日には千葉県旭市にも津波が到達しました。死者・行方不明者は合わせて16人に上り、旭市では11日に2年ぶりの追悼式が行われました。

 旭市の追悼式は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2年ぶりの開催となりました。

 遺族の代表や知事など約50人が参列し、地震が発生した時刻に合わせ、黙祷(もくとう)を捧げました。

 地元の中学生:「父は流される車から脱出し、命の危険があったと後から聞いた時には、改めて津波の恐ろしさを実感しました」

 当時4歳だった地元の中学生らが、「当時の記憶をいつまでも語り継いでいきたい」と決意を述べました。

 式典後には市が新たに設置した慰霊碑も披露され、遺族らが犠牲者をしのび、花を捧げました。

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